シャルマの未来予測 を読んでみて 6

第六章は【産業政策】

 

投資が製造業・最先端技術・社会インフラに向かっていれば成長への吉兆だが、不動産などに向かっていれば悪いバブルでしかない。

新興国の成長要因は第一に製造業で、農村部の貧困層がシフトしていけるのは比較的簡単な衣料、そして工業へとステップアップしていく。

例えば、

・中国・タイの成功…製造業に注力

・インドの失敗…製造業のフェーズをスキップして、サービス業やハイテク産業を育てようとした

 

インドはハイテク産業に力を入れているイメージだったが、比較的教育レベルの高い層を生み出せはするものの国民の大多数を占める教育レベルの低い層の雇用や生産を生み出せていないのだという。

 

ここまで読んでみて、国際競争力を決める要因の一つが労働生産性で、そうすると労働生産性下げる働き方をしている&させている側もなんかおかしいよね、と思います。