第10章は【メディア】
経済の過熱や恐慌はメディアの注目の的となる一方、歴史を見ると経済の伸びが高くなるにつれてその持続時間は短くなる。そのため、メディアの楽観的・悲観的予測は当たるケースのほうが少ないのではと筆者は予測し、「タイムズ」のアーカイブを漁ったところ、その予想があたっていた。
逆に、今は見向きもされない国から将来のスターが生まれる可能性がある。
また、過去のメディアはアフリカなどメディアから遠い国を一緒くたにしていた。現在は国ごとの明暗を分析している。
調査対象として名前の上がったメディアは、タイムズ・ニューズウィーク・エコノミスト。