シャルマの未来予測 を読んでみて 2

今日は2章【政治】を読んだ。

 

政治サイクルと経済の相関の話が主で、国家経済が危機的状況に陥る→優れた指導者が改革を行う→経済が上向く→指導者が権力の座にしがみつく→経済停滞。というケースとして、ロシア・プーチン政権やトルコ・エルドアン政権が例に挙げられた。

国民の支持による改革のエネルギーは任期一回目が最も大きく、任期を重ねるごとに弱くなっていくためである。任期を意識すればするほどいわゆる国民のご機嫌取りが必要になる。そして経済的に停滞する。

他にも、歴史上独裁独裁政権のパフォーマンスが低いという話も。

政治的な要因を元に海外投資の判断をするときの参考になりそうだと感じだ。